AndroidスマホとiPadを組み合わせて使う

長年のAndroidスマホ使いの私がiPad2を使うようになって3週間ほどが経過しました。
iPad2があると、家ではほとんどPCを使いませんし、常に持ち歩いていたノートPCも不要になりました。これだけiPad2が生活に入り込んでくると、スマホもAndroidではなくiPhoneにすればという思いがよぎることもあります。

しかし、AndroidにはAndroidで良いところがあります。私が使っているのはドコモのMEDIAS WPというスマホで、薄さと軽さ、それからamadanaとにコラボモデルゆえのデザインの良さは特筆ものと思っている機種です。
私がAndroidスマホから離れられない理由は、それがドコモ回線であることと、おサイフケータイであることに尽きます。他にも、iOSとは違った自由さ、PCとの親和性も捨て難い魅力です。

そんなわけで、iPhoneではなくAndroidと、iPad2を使いたいわけです。そのためには、どういう工夫をすれば快適に使えるようになるのでしょうか。その工夫を、いくつかご紹介したいと思います。

同じアプリを使う

スマホにしろiPad2のようなタブレットにしろ、使いこなしの基本はアプリです。iOSにもAndroidにもたくさんのアプリがありますが、出来るだけ同じアプリを使うのが良いと思います。私の場合、その最たるものはPostEverです。1日ごとのノートにメモをまとめてくれるアプリですが、AndroidとiPad2の両方で使えば、どちらで書いても同じノートになります。

また、電子書籍ではhon-toを使っています。ドコモのスマホでは2Defactoというサービスですが、どちらも同じものです。hon-toを使うメリットは一度買った書籍は最大3つのデバイスで読むことが出来る点で、Androidで買った書籍をiPad2で読んだり、その逆のことも出来ます。また、hon-toは、他のサイトと比べても品揃えが良いような気がします。

同じサービスを使う

Evernote、Dropbox、Googleリーダー、Read it Laterといった定番のサービスはAndroidとiOSの両方にアプリを提供していますし、それと連携できるアプリが多いのが魅力です。Evernoteの場合は、それと連携できるPostEverは前述のとおりですが、同じアプリが提供されていなくても、そのサービスに対応するアプリというのはあるものです。
同じアプリなら、同じ使い勝手というレベルまで出来るのですが、違うアプリでも同じサービスならデータの同期はできるわけです。

同じ設定で使う

使い道にもよりますが、同じアプリが使えるなら設定も同じにしておくと良いでしょう。例えば、Evernoteのオフラインノートブックは同じノートブックを指定しておきます。出来るだけ垣根なく、同じ感覚で使えるようにするというのがポイントです。

そこまで言うなら、iPhoneを・・・

いや、だから、そういうことじゃないんだってばよ!
冒頭にも書いたように日本(特に東京などの都会)で暮らす以上はやっぱりおサイフケータイは便利だし、OS自体の細かい使い勝手はAndroidの方が上と思う部分はあるし、私としてはAndroidスマホとiPadの組み合わせで行こうと思っているのです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。