浜名湖花博に導入されるモバイルシステム

浜名湖花博にiPAQが導入されている事例です。

会場内でのリアルタイムの情報共有を図るために、スタッフにiPAQを持たせて、情報共有システムにアクセスさせるというもの。電通と協業。
今までは無線など口頭ベースであったものが、システム化されることで、「別セクションとの情報共有」、「情報蓄積による次イベントへの経験伝達」といったメリットがあるようです。

さらに、一般来場者は携帯電話で、一部の情報にアクセスできるようです。パビリオンの混雑情報とか、迷子・落し物情報といったところでしょうか?このような「リアルタイムだからこそ意味のある情報」は、モバイルにぴったりです。

そのフロントエンドとして、スタッフはリッチなPDA、一般来場者は大抵持っている携帯電話、という使い分けは有効なアプローチだと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。