Zen Microレビュー

“価格は32,800円とiPod miniの28,140円と比較するとやや高めだが、iPod miniに対しても機能的には強力なアドバンテージがあり、音質も比較的高い。4GB(iPod mini)と5GB(Zen Micro)というHDD容量の違いも大きい。曲検索などの使い勝手以外はデザインも含めてZen Microのほうがベターと感じる。”

Impress AV Watch 週刊 デバイス・バイキング

Zen Microを12月1日に購入して、その興奮を記事にしていましたが、肝心の使い勝手を書いていませんでした。ちょうどImpress AV Watchでレビューが出ているので、それに合わせて、自分の印象も書いていきたいと思います。

上に引用しましたが、AV Watch編集部はZen Microを高く評価したようです。自分もだいたい同じような評価です。
やはりHDD搭載プレーヤーでは唯一、取替え可能な充電池が採用されている点が最大のアドバンテージ。基本的な音楽再生機能と使い勝手(さらには画面デザインも)はiPodと大差ないので、少なくとも「取替え可能充電池を採用したiPod miniを買ったのだ」と思えば、ほとんど不満は出ないはず。もちろんAppleとCreativeのブランドとしての評価は天と地ほどの差がありますが、その点は、HDD容量、FMラジオ、ボイスレコーダ、マスストレージといった機能面で逆転することが出来そうです。(ただ、Creative製品の音質の良さには定評があり、それはPC黎明期からSoundBlasterシリーズでPCオーディオに一貫して取り組んできたCreativeの技術蓄積の賜物と考えれば、決してブランド力がないとは思わない。)

また、Zen MicroはWMA対応であることを忘れてはなりません。iPod miniだと基本的にMP3を使っていくことになるかと思いますが、WMAだとMP3の半分の容量で同じ程度の音質が確保できます。つまり、単純に考えればZen MicroはiPod miniの倍、曲が入るということ。さらにZen Microの方が1GB、HDD容量が大きいので、さらにいっぱい曲が入ります。これは、非常に重要なことです。

残念なのはPC上のソフトの使い勝手が良くないこと。Creativeのポータブルプレーヤには必ずCreative Media Sourceが付いてきますが、これの操作性は本当に良いだろうか?少なくとも私はまったく洗練しているように感じません。この部分では、iPod+iTunesの高いレベルでの一体感には敵いそうもないところ。AV Watchも言うように、Windowsエクスプローラと一体化するメディアエクスプローラの使い勝手が比較的良く、自分もこれを使っています。ただ、メディアエクスプローラのシンク機能を使った場合(Media Sourceでも同様)、今ひとつPCの音楽ライブラリとのシンクが出来ないことがあります。これは環境によって違うかもしれないので注意が必要ですが、少なくとも私の環境では、同じファイルが2つ出来たりするようなことが見受けられました。結果、自分はシンクをしないようになりました。それどころか、PCに音楽ライブラリを持っていません。音楽ライブラリはすべてZen Microにだけ置くようにしたのです。メディアエクスプローラで音楽CDのリッピングとZen Microへの格納は簡単に出来ます。家にいるときは充電のためにPCにUSB接続しているので、Zen Microの音楽ライブラリをPCから参照することが可能です。つまり、それでいいじゃないかと・・・。今のところ、そういう結論に至っています。

あと、AV Watchでも取り上げられているOutlookとの連携機能ですが、これもまた自分の環境ではうまく動いていません。Outlook2000を使っているのが悪いのか、スケジュールが5年分も入っていることが悪いのか・・・?ん~。期待の機能の1つだったのに・・・。これは、またチャレンジしたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア/ブロガー。
井上研一事務所代表、株式会社ビビンコ代表取締役、一般社団法人ITC-Pro東京理事。
北九州市出身、横浜市在住。 AIやIoTに強いITコーディネータとして活動中。著書に「初めてのWatson」、「ワトソンで体感する人工知能」など。セミナーや研修講師での登壇も多数。

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