島田紳助が活動再開~日テレ系特番に生出演

“紳助は番組出演後、記者団に「どこまでできるか分からないが、やれるところまでやりたい」と活動再開の決意を口にした。”

生放送を見ていましたが、確かに反省の気持ちが伝わってくるシーンでした。

ただ、見ていて気持ちの良いものではないですね。ただ、こうした「踏ん切り」が必要なのも分かります。2ヵ月もの間レギュラーを休んで、次回から突然現れたとすると、それはそれで「変」だから。

島田紳助という人は、歯に衣着せぬ言動が面白い人。それに、誰かの頭を叩いてツッコミを入れることも芸としてあるでしょう。でも、今後、それが出来るのだろうかと不安に思います。特に、今回の問題が「傷害罪」である以上、ツッコミという芸は出来るのか?それは、受け入れられるのか?デジャビュになっちゃうのではないか?

こうした問題を起こした後で復帰するという人には、自分は凄く「頑張って欲しい」という気持ちになります。人は過ちを犯すことがあります。それはそれで反省しなければならないし、同じことを2度起こさない努力が必要です。しかし、そのことでその人が持っている才能を殺してはならないとも思うのです。人がその人なりの才能を持って、この世界にいる以上、その才能を活かさないのは、世界にとって無益なことです。何らかの過ちを犯し、さらにこの世界に益をもたらさないのならば、それは2つの過ちを犯したことになるだけです。

これは、同時になっちへの自分なりのメッセージになるかもしれません。

そう思うのは、自分にも共感するところがあるからで、そういう人に自分の影を映している部分があります。それは白状しておきます。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。