持つということは、失うということだ。

さりげにW31T用のminiSDカードを1GBのものを買い増しました。
が、壊れました。
マジっすか?

いや、壊れてはないのです。
ただ、著作権保護データの本体~miniSDカード間のやり取りが出来なくなってしまったのです。
普通のファイルなら、何の問題もないのに。
もしかして、miniSDカードを初期化すると、治るかもしれません。
しかし、それでは意味がないのです。
だって、今までのデータが読めなくなってしまうから。
せっかく買った着うたフルが…、写真集が…、保存しておいたポケモームービーの「今日は何の日」が…。
メーカー保証外のminiSDカードなので、文句を言う宛てもないのです。

まったくもって、喪失感でいっぱいです。
miniSDカードは惜しくはないのです。
それで自由にならなくなったデータが惜しいのです。

持つということは、失うということだ。
失った時は、何かを得るチャンスだ。
それが、人生の過程なのだ。

なんてな。
一体、これで何を得ることが出来るのか…。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。