W-ZERO3 es 1日目の感想

1日目ということで、使用感をまとめてみようと思います。

まず、本体サイズについては、非常によく考えられているなと思います。ケータイとして、たしかに数字的には大きめだと思いますが、1日使えば慣れるというか、まぁこんなもんかも、と素直に思えるようになります。まったく、気にするようなものではありません。
逆にこれ以上小さくすると、例えばテンキーが使いづらくなるだろうし、QWERTYキーボードの方は、多分、これだけのキートップを準備するなら、小ささの限界ではないかと思います。
正直言うと、押したつもりが押していなかったり、逆に1つのキーを押すつもりが2つ押してたり、そういうミスが出てしまいます。
これも慣れの問題で、明らかに今の方が今日の朝よりもミスタイプは減っているし、これからももう少しは減りそうですが、いずれにせよこれ以上小さいと困ると思うのです。

キーボードつながりで言えば、ちょっとクリック感が固いですね。親指の付け根が疲れてきます。
爪で押す感じと、指の腹で押す感じの、ちょうど真ん中くらいが、もっとも打ちやすいと思います。やはり、慣れです。
それと、キートップに印字されている文字が少なすぎる気がします。特に記号系は、どうやって入力すればよいか迷ってしまいます。

パフォーマンスは、たしかにもっさり感があるのは事実。でも、これも慣れで解決できる程度であって、どうしようもないほどではないのが幸いでしょう。

長文打ちでは、ミスタイプの多さと、若干のもっさり感に辟易とするところがありますが、ATOKにかなり救われていると思います。入力してしまえば変換はかなり良いので、イライラ抑制に大きな効果を発揮しています。

長く触っていると気になるものは、ボディの質感があると思います。
プラスチックでいっぱいのボディですが、思ったほど安っぽさを感じさせません。背面のシルバーメッキの安っぽさは酷いものですが、それ以外は予想以上の健闘です。
むしろ、かっちり作っているなと感じさせるほど。

通話を何度かしてみました。これは、まったく問題なし。違和感なんて、少しもないと思います。
音質は、PHSだけにさすがですね。

通信速度は、リアルインターネットプラスなので64kbpsでの運用ですが、思ったよりは遅くありません。高速化サービスを使っているので、その効果も出ているのでしょう。

W-ZERO3メールは、まぁまぁ。Pocket Outlookだけでの運用経験がないので、特に有り難みを感じないのかもしれませんが、普通に使えています。
気になったのは、メールの返信時に必ず引用がされてしまうこと。何かの設定がありそうですが、今のところ、その設定方法を見つけていません。

と、1日目は、こんなところです。
明日は会社なので、日常でのバッテリーパフォーマンスについて検証できると思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。