結局、SL-C700はどこまで速くなるのか

やってみた答え。SL-C750くらいにはなる。少なくとも、特にスピードについてのカスタマイズをしていない標準のSL-C750くらいまでには。まぁ、ちゃんと比べてみた訳ではないのですが、半年くらい前にしばらくSL-C750を使っていたので、その時の記憶と比べて・・・ということになります。いずれにしても、ザウルスの公式サイトで提供されているVer.1.50へのバージョンアップと、自己責任ベースのスペシャルカーネルを当てることによって、SL-C700は必ずしも遅くないところまで行けます。実に素晴らしい。
256MBのSDメモリカードを買い込んだので、そのうちの32MBを当然のようにスワップ領域としました。これで、メモリ不足画面も見ることはなくなるでしょう。(事実、買ってわずか1日なのに、メモリ不足のダイヤログは3回ほど見るハメとなっていたのですから、これも素晴らしいカスタマイズです。)
まずは、スピードについて、そこそこ満足できるラインとなったので、まぁヨシとします。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。