住所パワー

住所を点数化するというサービスが始まった。コンテンツ制作などを行うバランステクノロジーが提供しているもので、サイト名は「住所パワー」。住所を入力すると、半径1.5キロメートル以内にある飲食店、美容室、銀行、書店、デパート、コンビニ、映画館、老人福祉施設、スーパー、レジャー施設、レンタルビデオ、保育園・幼稚園、駅、ラブホテル、風俗、宗教施設の件数が地図とともに表示され、宗教施設を除く15項目のポイント数に応じて住所パワーが算出されるのだ。

引っ越しの参考に? 住所から利便性を点数化する「住所パワー」。 Narinari.com

多摩市にある我が家で算出してみると、2,663ptだった。ちなみに、福岡県北九州市の実家は785pt。低っ!上京して最初に住んだ三鷹市の寮は1,772pt。とりあえず、私は順調に住所パワーを伸ばしているっぽい。

住所パワーのサービスでは、「住所パワーURL」なるパーマリンクでリンクが張れるようだが、自宅のURLを張ってしまうとプライバシーも何もあったものではないので、張れない。不動産屋のサイトなどが張ってみると面白いだろうと思うのだが、きっと不動産屋は不動産屋で独自の評価基準を持っているだろうし…。住所パワーの算定基準をカスタマイズ出来たりしたら良いのかもしれない。でも、不動産屋がそれを明かすかどうかは、難しい。そういうのって、企業秘密だろうから。

実は、今日、不動産屋に行った。色々あって、狭くても良いから都心の近くに引っ越そうかな…と思ったからなのだが、色々と不動産業界のダークな話を聞いた。で、怖くなって、すごすごと引き下がってしまった。原宿にある不動産屋だが、そんなダークな話をしたら商売上がったりだというのに、客の今後を考えて、ちゃんとそういう話をするあたり、立派だなと思った。残念ながら、当面の引越しを諦めた私は、その不動産屋の売上に貢献できそうもないが、好感の持てる対応だったのは事実だ。申し訳ないので、URLだけ張っておく。
http://www.e-takumi.jp/

あぁ、住所パワーと関係のない話になってしまった…。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。