「鏡の法則」を読んでみた

北海道新聞夕刊 三好
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人間関係や人生に悩んだ人に読んで欲しいと思います

北海道新聞の書評で、みーよがお勧めしていたというので「鏡の法則」を読んでみた。と、いっても、まだ本は買っていなくて、ググったら最初に出てきた、http://coaching-m.co.jp/payforward.htmにあるストーリー編のPDF。

まぁ、ざっと読んでみた感想は、この手の本は多いなぁ…、だいたい書いてあることが同じだなぁ…という、実にあっさりしたもの。でも、ちょっと泣きそうになった。心理学の法則なんて、そんなにたくさんあるわけじゃないだろうし、よく言われていることを、伝わりやすく書いたという意味で、十分、評価に値するとは思う。前に読んだ「プロフェッショナル進化論」で、田坂広志氏が、「今までにほとんどのことは語り尽くされているのだから、新しいことを書こうと拘るべきではない」といったことを書いていた。それに当てはめれば、「鏡の法則」も、みーよを号泣させちゃうくらいなんだから、やっぱり評価に値するのだ。

う~ん、なんだか、突き放したというか、冷たい書き方になっているな。あまり、こういうスタンスは好きじゃないんだけど、この手の本はちょっと食傷気味なので…ってことで、お許しいただきたい。

いずれにせよ、今、目の前にある現実は、自分が選んできた結果である。だから、目の前の現実を変えたいと思ったら、まず、自分を変えなければならない。「7つの習慣」で言えば、インサイドアウトの発想だ。「原因と結果の法則」だってそうだ。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。