検査にクレーム、居留守… 「気にくわない」から医療費不払い

J-CASTニュース : 検査にクレーム、居留守… 「気にくわない」から医療費不払い
不払いの医療費取り立てに、債権回収業者を起用する病院も増えている。一方、東京医科歯科大医学部附属病院では、07年5月から、弁護士に回収業務を委託している。
「患者との信頼関係がありますので、イメージの悪い債権回収業者には抵抗を感じました。弁護士なら、個人情報を調べる資格がありますので、不払い患者の住所が確認できます」(医事課長)

医療費の不払いをする患者が増えているという話。
この手の話は、最近、枚挙に暇がないほど、よく聞こえてきます。

で、どうやってその債権を回収するか。
「イメージの悪い債権回収業者には抵抗」→「個人情報を調べる資格もあるし弁護士」
という流れで弁護士に依頼するというのなら、行政書士でもいいよね…という気がします。

特に顧問弁護士等を置いていない小さな病院などに対して、弁護士に頼むより安価にサービスをできれば、行政書士の一つの業務分野になるかもしれません。

悪質の度合いにもよりますが、弁護士が出動するくらいだったら普通の督促をしても仕方ないし。とりあえず内容証明というパターンではないでしょうか。
実際、内容証明を専門にしている行政書士っていっぱいいますしね。
引用文にもありますが、職務上必要なら住民票も取れますし。引っ越しても住所が分かる。(それを悪用する行政書士が時折捕まってますけど…)

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。