勉強するためのモチベーションの高め方(RLC 第2回)

先月から始まったRoppongi Leaning Communityの2回目の会合に出てきました。
今日のテーマは、モチベーション。ちょうど中小企業診断士試験のモチベーションが落ちていた時だったので、グッドタイミングでした。
いろいろと参考になる話が聞けたので、まとめておきます。

将来のビジョンを具体的に描く

勉強法に関する本を読むと必ず出てくるのですが、今日も出てきました。やっぱり、これが原点というか、何よりも重要なポイントなのだろうと思います。

  • なぜ、その資格なのか
  • その資格を取って、どうなりたいのか
  • いまの自分では、なぜ駄目なのか

という3点で考えると、良いそうです。(今日のRLCでは、弁理士試験に合格した方の講演がありました。その講演で、おっしゃられていたポイントです。)
自分のことを考えると、いつもビジョンが弱いように思います。いまの仕事と直結させることが出来れば、具体的なビジョンが描けるという話もありました。その点では、SEと中小企業診断士の関係は悪くないと思います。もっと、具体的にビジョンを描き、そこに至る道のりも具体化させる必要があるようです。

体力をつける

一見、勉強とは関係なさそうですが、重要なことのようです。資格試験の本番は長丁場。体力があれば、試験後半も余裕で乗り切れるわけです。日々の生活に良い影響も与えるだろうし、自分としてはダイエットにもつながるし、ジムに通ってみようかと思いました。

レジュメ(フレーズ集)を作る

スキマ時間の活用が重要ということで、ケータイを使うという話がありました。ケータイで何をするのかというと、前もってWordで作っておいたレジュメを読むのだそうです。
レジュメに書いておく内容は、テキストなどから重要なフレーズを抜き書きしたもの。市販の要点集などでも結構ボリュームがあるので、自分にとって重要な部分を短くまとめる方法として、フレーズを抜き書きするというのは良さそうです。これは、早速やってみようと思います。

とにかく過去問

ひととおり勉強が終わった後の勉強法をどうするか?これが私にとって、非常に重要な課題でした。スケジュールを組んで、自分にノルマを課している間は良いのです。私の場合、この期間は勉強が持続します。しかし、スケジュールが途切れると、駄目になってしまうのです。
行政書士に合格したという方の話を聞くと、とにかく過去問を解いて、間違ったところを覚えるまでやり直すということでした。
資格試験はやっぱり過去問、ですね・・・。

勉強中は信じるしかない

資格試験の勉強をしていると、いろいろ不安になるものです。受かるだろうかとか、そもそも何のために勉強しているのだろうかとか、受かっても何に活かせるのだろうとか、いろいろです。そういうときは、信じるしかないのです。
「止まない雨はない、朝の来ない夜はない」というのも、合格してから初めて、そうなんだなと実感したという話が講演の中にあって、これは印象的な言葉でした。
自分としては、まずはビジョンをはっきりさせること、それからフレーズ集を作ること、過去問を徹底的にやることにしようと思います。
モチベーションアップの効果がありました。RLCの皆さん、ありがとうございます。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。