ソフトウェアエンジニアリングについて、今日つぶやいたこと

この週末、自分が10年やってきたソフトウェアエンジニアリングの仕事を、本当の意味で好きになるために、勉強し直してみようと決意しました。
で、手始めに「ソフトウェア開発プロフェッショナル」という本を読み始めたのですが、いろいろと思うことがあって、盛んにつぶやいていたので、今日のつぶやきをまとめておこうと思います。

  • ソフトウェア開発の市場は大変に大きい。しかし、多くのプロジェクトは必ずしも成功していない。成功させる確率を高める方法、スキルがあれば、ビジネスチャンスはある。
  • あくまでソフトウェア開発。ただ、診断士の勉強も、新たな着想を得る方法として、一定の効果は期待できる。
  • いま読んでいる本、「ソフトウェア開発プロフェッショナル」。もっと早く出会いたかったが、今ほどの感銘を受けるには今でないと駄目なのかもしれない。
  • 職業としてのソフトウェア開発者と、プロフェッショナルとしてのソフトウェア開発者は異なる存在。少なくとも、自分はプロフェッショナルの側に立ちたい。
  • SEが業務を分析して整合性をとってソフトウェアを設計する能力ってなんていうの?
  • たぶん、それがSEの中核的能力で、自分がいちばん得意なことだと思うんだけど、それがキャリアシート上で設計経験年数程度のことにしかならないのが悔しいね。年数だけなら、誰でも同じだよ。
  • たぶん、そういう能力はソフトウェアの設計以外でも役立つんだろう。なんか、そういうことを的確に示す言葉が欲しい。ソフトウェア工学とかかな?

私は昔から「プロフェッショナル」という言葉に弱いので、というかプロフェッショナルになりたいという気持ちが大変に強いので、「ソフトウェア開発プロフェッショナル」というタイトルがまず心の琴線に触れるわけです。
やれSEは3Kだとか、いや5Kだとか、自虐的な言葉が跋扈しているわけですが、もっと誇りに感じられるようなことが語られるべきだろうと思います。

モチベーションを鼓舞する意味合いでも、書いている内容そのものの意味でも、これからの自分のバイブルになり得る1冊だなと思っています。
読み終わったら、またきちんとまとめます。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。