Xperiaがバッテリーで12時間稼働(Gmail同期あり)

Xperiaを購入して6日目。バッテリーをいかに保たせるかと言うことに悪戦苦闘したのだが、なんとかゴールが見えてきた。

今日の朝8時にバッテリー98%の状態で外出して、20時頃にバッテリーが10%を切った。つまり、12時間稼働したということになる。ちなみに、Gmailの自動更新はONにしている。

必ずしも満足のいく結果ではないと思う。しかし、まったく実用にならないという結果でもない。例えば、出勤から帰宅までのことを考えれば、8時間勤務+昼休み1時間+通勤往復3時間で、ちょうど12時間になる。きっかり定時退社という条件がつくが、なんとかバッテリーだけで保たせることが出来るわけだ。残業するなら、やっぱり会社で充電した方が良さそうだ。(残業するほど忙しいなら、今日の使用頻度ほどはXperiaを弄れないはずだが・・・)

<設定内容>

  • Wi-Fi:OFF
  • Bluetooth:OFF
  • ネットワークモード:WCDMAのみ
  • タッチ操作音:OFF
  • 選択時の操作音:OFF
  • 画面の明るさ:自動調整をOFFにして、最低レベル
  • バックライト消灯:1分
  • 同期サービス:Google Sync
  • Google Sync:自動同期OFF
  • Gmail(同期):ON
  • サービス設定:mixi以外は設定 ※Timescapeでの自動更新OFF
  • 位置情報:ワイヤレスネットワーク:ON
  • GPS:使用時以外はOFF

<アプリ>

  • いろいろインストールしている。下記はポイントになるもの。
  • IMoNi:手動チェックのみ
  • Twicca:手動チェックのみ
  • NewsRob:自動更新はWi-Fiのみ(3G環境では自動更新なし)
  • RememberTheMilk:自動更新なし
  • タスクマネージャ(Wing Tseng氏作):常駐、オートストップ30分毎

<その他>

OS起動時にFace Recognition Serviceが起動しCPUを使いまくる。Advanced Task Manager等を使用してタスク終了させている。(一度終了させれば、次にOS再起動するまで起動しない。機能上の支障もいまのところない)

Advanced Task Managerのオートエンド機能はかなり強力なので、注意深くExclude指定をしておかないと、必要なサービスまで終了してしまう。現時点では、Advanced Task Managerのオートエンド機能は使用せず、上記タスクマネージャのオートストップ機能にタスクを終了させている。(タスクマネージャの方は、比較的緩いような気がする。いまのところExclude指定したのはMediascapeくらい。)

<今日の使用状況>

8時 充電ケーブルを抜く (バッテリー残量98%)
9時~10時頃 Twiccaと多少のネット閲覧、RememberTheMilk (85%)
10時~11時頃 多少のネット閲覧 (75%)
11時~12時頃 音楽再生(画面OFF) (67%)
12時~15時頃 断続的に多少のネット閲覧とTwicca、GPSをONにしてFoursquare1回チェックイン (48%)
15時~17時半頃 ほとんど使用せず (33%)
17時半~18時半頃 GPSをONにしてマップ閲覧とTwicca、通話2回 (20%)
18時半~19時半頃 音楽再生(画面OFF) (12%)
19時半~20時頃 Twicca (5%)

特に使用頻度が高いのは9時~10時頃と17時半~18時半頃で、どちらも1時間あたり10%以上バッテリーを消費している。音楽再生については、画面をOFFにしていれば1時間あたり8%程度で、それほどの負荷にはならないようだ。ちなみに、昨日の夜に調査したところ、Gmailの自動同期だけでほかは一切使用しない場合、1時間あたり2~3%程度のバッテリー消費だった。なので、音楽再生は1時間あたりプラス5%程度の負荷ということだ。

いずれにせよ、今日は15時~17時半頃の2時間半を除いて、なんだかんだと使っている。ふつうに仕事をしていれば、これほどは使わないと思う(これだけ使っていたら不良社員だ)ので、トータルで見ればあと1~2時間くらいは保つ可能性がある。

今まで使っていたHT-03Aと比べると、スペックが高い分だけ、設定に気を使わないとバッテリー面では厳しい。でもまぁ、充電しなくてもこれくらい使えるのだし、ふつうは会社で充電することも可能だろう。Xperiaは十分実用的に使えると思って良いのではないだろうか。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。