XPERIA acroよりMEDIAS WPの方が良い思う10の理由

MEDIAS WP N-06Cを買いました。
使っていたMEDIAS N-04CのBackボタンが壊れてしまうという事態になり、いったんはXPERIA acroを使ってみたものの、どうも馴染まず、新しいMEDIASに変えてみたら、しっくりきたよという話です。いくら新しいMEDIASといってもまたボタンが壊れては・・・と思うのですが、新しいMEDIASはBackボタンなどが機械式からセンサー式に変わったので、同じ箇所が同じ理由で壊れることはあり得ないと思い、もう一度メーカーのNECカシオに付き合ってみようと思った次第。

なかなか入手困難なXPERIA acroを手に入れたのに、なぜ?と思う人もいるでしょう。そんなに買い換えてどうするの?という批判も甘んじて受け入れます。でも、やっぱりMEDIASだと思った理由をお聞きください。(金銭面はやっぱりそれなりの負担になったのですが、最近は中古機種の市場が盛んになっているので、結構な値段で買取してくれます。新品交換の後でさらに外装交換された新品同様の旧MEDIASとXPERIA acroの両方を売れば、新MEDIASを一括で買うくらいのお金は捻出できました。)

そんな言い訳はさておき、さっそく本題をば。

1.MEDIASは薄いんだよ!

おいおいいきなりそんな理由かよと。そんなの見れば分かるし、最大の売り文句じゃないかと。しかし、旧MEDIASの7.7mmに慣れた私にとって、XPERIA acroの約11mmは厚い。胸ポケットとかに入れると存在感が違います。また、側面が金属フレームでひんやり高級感のあるMEDIASと比べるとXPERIA acroはもろに樹脂(安っぽさはないけど)。
さらに、この季節に胸ポケットに入れていると汗で湿ってしまうのが不安になりますが、新MEDIASは防水仕様。これで安心です。

2.POBoxよりはATOKの方が好き

いやATOKが好きなら製品版を買って入れれば良いのですがね、貴重な本体ストレージを使ってしまうのが嫌。ならばやっぱりもともと入っているものをと思うわけで。
ATOKが良いのは、QWERTYキーボードで数字も同じ画面に表示されること。パスワードやURLを入力しているときに、いちいち英字と数字を切り替えたくない!細かい話だけどこうした小さな手間の積み重ねが、イライラを募らせる元になるのです。
あと、英数字はQWERTY、日本語はフリック入力をデフォルトにしたいのですが、旧MEDIASのATOKでは入力文字種ごとに入力方法を覚えてくれていたのに、新MEDIASのATOKではその設定の方法今のところ分からない。これは、どうにかしたいところです。
新MEDIASではT9入力に対応していて、少し使ってみると良い感じでした。

3.LEDの点灯が思い通り

MEDIASでは新着のメール(メール、Gmail、SPモードメールすべて)や着信履歴があると、前面右上にあるLEDがずっと点滅して知らせてくれます。これは地味に便利な機能で、さすがガラケーをずっと作ってきたNECカシオだなと思わせます。というか、そういう動きが当たり前だろう!と思うのですが、どうやらXPERIA acroはそうじゃないのです。もしかしたら、何か設定すれば思い通りの動きになるのかもしれませんが、最初っから思い通りに動いてくれるMEDIASの方が好き。

4.電卓が電卓だ

細かい話ばかりで恐縮だし、そんなのアプリ入れれば解決するだろ!と言われればそうかもしれませんが、MEDIASについている電卓アプリはいわゆる電卓です。しかし、XPERIA acroについている電卓アプリは微妙に電卓っぽくないんだなぁ。Android標準からして電卓っぽくないから、僕の想像している電卓はいわゆる日本仕様なのかもしれない?とにかく、MEDIASの電卓は僕の想像しているとおりの電卓です。

5.メールの背景が黒い

こんなことばかり言って、お前はいちゃもんを付けているのか!と言われそうですが、僕にとってはとても重要なことなんですよ。これまたアプリ入れれば良いだろ!と言われそうですが、MEDIASは標準のメールってアプリの背景が真っ黒なんです。XPERIA acroだと、例のXPERIAっぽい深い青のうねりみたいな背景です。で、ちょうど上から2つ分くらいのメールのタイトルあたりが白っぽい背景になるので、あれ?新着ってこと?と勘違いしてしまう。ビジネスで使っているのだから、背景は真っ黒で視認性を良くしてくれればOKなのです。

6.やっぱりテザリングしたいかも・・・

XPERIA acroからMEDIAS WPにした理由の一つは、ある人にMac Book Airを買えと強迫されたからというのがあります。いや、まだMBA買ってないんですがね。いまはLET’S NOTEに内蔵のWiMAXで外からネット接続しているのですが、MBAにするとそれが出来ないので何か通信手段が必要となります。USBで通信モジュールをつなぐのは嫌だし、ポケットルーターを買うのもバッテリーを気にしないといけないデバイスが増えるので嫌。それならばスマホを使ってテザリングするのが最良な手段でありまして。毎月WiMAXに払っているお金+αくらいでスマホでテザリングした場合の料金UP分くらいは出ますから。
そんなわけで、テザリングできないXPERIA acroより、いざというときにテザリングできるMEDIAS WPでしょうと。

7.充電ホルダで充電できる

数年前までは携帯の充電といえば充電ホルダだったと思うのですが、気がついたらACアダプタ直刺しになっていました。で、スマホになったらそれが当たり前になりました。でも、ぶっちゃけカバー外してコネクタを挿すというのは面倒。新MEDIASに急に充電ホルダが付いたのは防水になったからなんですが、これで自宅ではスマートに充電できます。

8.ゴリラガラスだろ!

旧MEDIASを使っていて嬉しかったのは、液晶パネルを軽く叩くとコツコツって感じで剛性感があったことです。これは薄型端末で剛性を高める手段としてコーニング社のゴリラガラスを使っていたからなのですが、新MEDIASでもそれは踏襲されています。
一方、XPERIA acroの液晶パネルは標準的なふにゃっとした感じ。ゴリラガラスでの感覚に慣れてしまうと、ちょっと残念なのです。

9.独自アプリがなかなかどうして・・・

旧MEDIASは独自アプリがほとんどありませんでした。せいぜい、ついっぷるくらいですが、それはAndroidマーケットでダウンロードすればどんなスマホにでも入れられるわけで。
新MEDIASの独自アプリは一味違います。ライフログアプリのDays、Twitterから最近の流行をまとめてくれるTopics、さらにダイエットをサポートしてくれるWELNESSに歩数計と、本気で使えそうなアプリばかり。某シャープの某LYNX 3D(以前使ってた)みたいにゲームとか入れちゃわないあたりが惚れます。
というか、新MEDIASが欲しくなった理由の1つがDaysとWELNESSなのですよ!この手のアプリはAndroidマーケットで探しても良いものが見つからなかったのです。

10.amadana

僕の持っている新MEDIASはamadanaコラボモデルです。なんか持っていると良い感じですよ。オサレ感があって、あぁこれは持っている自分の背筋もピンと伸ばさないといけないなと思う。さらにdelivery djというamadanaモデル専用アプリがあるのですが、これは指定したシーンに合わせて最適な音楽をストリーミング再生してくれるというもの。ちょっと音楽が欲しいときに、センスの良い曲を流してくれるというのは重宝します。

11.瞬撮カメラ!

あれ?10の理由なのに11個目?まぁ、おまけということで。
旧MEDIASからそうですが、カメラの起動が速いのです。新MEDIASではついに瞬撮と名乗れるほど高速化しました。ふと撮りたいときに待たなくて良いのは快感です。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。