いまさらだけど、世界最小ミラーレス一眼 PENTAX Q レビュー

実は、INOCCU VISIONに掲載している最近の写真のいくつかは、PENTAX Qで撮ったものです。
そう、PENTAX Qを買っていたのです!私は!!

PENTAX Qが発売されたのは、2011年8月。なんと、1年半以上前の機種です。
しかも、2012年10月には後継機のQ10が発売されているので、立派な型落ち・・・。

しかし、その分だけ圧倒的に安くなりました。発売当初は7万円くらいで売られていたのに、今や23,000円くらいです。私もAmazon.co.jpで22,800円で購入しました。これって、ちょっと高めのコンデジプライスじゃないですか!
ちょうど、INOCCU VISIONに気合いを入れようと思っていたときだったので、その勢いで購入したのです。ギリギリ、勢いで行けるプライス。

で、高野山で授戒を受けてきましたのように、旅に出たのですが、これも、購入記念の撮影旅行だったのです!

Q10とのスペックの違いは?

後継機となるQ10とのスペックの違いですが、実はほとんどありません。ISO感度が少し良くなったのと、AF速度が少し速くなったくらいらしい。しかも、Qの更新版ファームウェアが出て、それでAF速度が向上したらしいのですね。Q10同等まで上がったのかは不明ですが。

で、Q10が出ているのに、敢えてQを買う理由ですが、まずはその安さ。そして、Qのボディがマグネシウム合金だからなのです。Q10は樹脂なのですね。Qシリーズはボディがとても小さいので、撮影時にボディを触る面積も小さいのです。なので、実は樹脂製をありありと感じることはあまりないのです。でも、やっぱり、マグネシウム合金の方がーー!触ってひんやり感を感じたいのですよ。ガジェットマニアとしては。

実際、どうなのよ?

ぶっちゃけ、画質的なことはあまり期待しないで下さい。
いや、本当に綺麗に撮れますよ。私くらいの腕(初心者)、用途(ブログ掲載)だったら、何の問題もありません。しかも、コンデジと違ってレンズをぐりぐり回してズームを合わせたり、フォーカスリングでマニュアルフォーカスを楽しんだり、そもそもレンズを交換したりできます。

交換レンズは独自のQマウントなのですが、単焦点、標準ズーム、望遠ズーム、魚眼、トイとひととおり揃っています。しかも、魚眼やトイといったレンズは思いっきり安くなっています(性能もそれなりだけど)。この辺は、一眼(レンズ交換型)ならではの楽しみを気軽に味わって欲しいというペンタックスリコーの思いがこもっているそうです。
まだ、自分はキットレンズの標準ズーム(02)だけしか持ってないけど。きっと、買います。ペンタックスリコーさん。思いをくみます。

なぜ画質を期待しない方が良いかというと、画像センサーのサイズが1/2.3型とコンデジと同じだからなのですね。ちゃんと裏面照射型のセンサーを使っていたりして、手は抜いてないのですが、この辺がペンタックスリコー(開発当時はHOYAでしたけど)の割り切りです。その分、レンズが良いから、コンデジ以上の画質はキープしているようですし。

ただ、一眼だからと期待したボケの表現はかなり厳しいです。いろいろ調べてみると、ボケを出すためにはセンサーのサイズがかなりものをいうらしいのです。
たしかに、れっきとした一眼レフカメラであるニコンのD3100だと、笑っちゃうくらいボケが簡単に撮れます。教本の受け売りで絞り優先オートにして絞りを開放していけばボケていってくれました。
でも、PENTAX Qだと厳しいです。というか、絞り優先オートを使うのをほとんどやめてしまいました。AUTOでばっかり撮っています。んー。

これくらいかな・・・。 2013 03 24 15 16 24

その辺はペンタックスリコーも分かっていて、BC(ボケ・コントロール)モードという機能を搭載しています。画像をデジタル処理してボケを作り出すらしいのですが、これがよっぽど上手く使わないと変なボケになってしまいます。
極めて明るいF値を使える単焦点の01レンズだと、ボケが出るという話もあるので、01を買ったら試してみようと思います。

こちらはBCモードを使ってみた。なんか、ボケの感じが微妙。 2013 03 24 15 16 32

バッテリーは買えるだけ買っておく!

「買えるだけ」というのは大げさかもしれませんが、そのサイズゆえかバッテリーは期待できません。先日の京都〜大阪〜和歌山旅行時は、朝からパシャパシャと撮り始めて、正午くらいにはバッテリーが切れました。100枚くらいですかね。

なので、バッテリーは買っておきましょう。私は互換品の2個セットを買って、標準添付品と3個体制で旅行に臨みました。(もちろん、充電器も持って行く)

FinePix用となっていますが、PENTAX Qで使えます。(詳しくは商品ページをご覧下さい)
2個セットで698円なので、思う存分買っちゃいな!

Qマウントレンズ一覧

Qマウントのレンズには01〜06までの番号が付いています。これも分かりやすくする仕掛けだとか。
01、02、06の3種類が高性能レンズシリーズ。私の購入したレンズキットには02がセットされています。
Qシリーズはボディに物理的なシャッターを持たない(電子シャッターのみ)のですが、高性能レンズシリーズにはレンズシャッターが搭載されています。

一方、03、04、05の3種類はトイレンズのシリーズ。レンズシャッターを持たず、ボディの電子シャッターのみを使います。その分、値段が安いのがポイント。

特に、04と05は5千円台で購入できます。

ということで、今回のレビューはこの辺で。
PENTAX Qには豊富なフィルターが搭載されていて、それがとても楽しかったりするのですが、その辺のことはまた次回書きます。

この本は、PENTAX Qの豪勢なカタログのようなものですが、Qユーザーなら楽しめること間違いなし。

こちらはQ10向けですがQにも対応しています。実はQ向けの本も出ていました。
ただ、こちらはKindle版も出ているので・・・。

この記事を書いた人

井上 研一

経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア。
合同会社井上研一事務所代表、株式会社ビビンコ代表取締役。
北九州市出身、横浜市在住。AIやIoTに強いITコーディネータとして活動。北九州市主催のビジネスコンテスト「北九州でIoT」に応募したアイディアが入選し、メンバーと株式会社ビビンコを創業。著書に「初めてのWatson」、「ワトソンで体感する人工知能」など。セミナーや研修講師での登壇多数。