アルティザンエッジ合同会社はWantedlyでの求人を始めました

私のやっているアルティザンエッジ合同会社で、Wantedlyでの求人を始めました。

会社を設立して半年と少し、流行のサービス開発をやっているわけでも、大投資家がバックに付いているわけでもない(資本と経営が分離していない合同会社ですから)アルティザンエッジで、この段階で求人を出すというのは、早いかなという思いがないわけでもありません。

まぁ、そのために正社員としてではなく、契約社員としての募集になっているわけです。
しかし、契約社員だからといって軽んじるつもりはありません。
顧客先常駐での仕事になりますが、私も常駐している現場ですし、きちんと育てます。いま、自分で技術の勉強をしてきたけど、それを活かす場所が欲しい。技術だけでなく、ビジネスや経営といったことにも触れていきたい、という思いにはきちんと応えます。

時には厳しいことを言うかもしれませんが(顧客の前に立った時点でプロフェッショナルですから)、半年、1年と経過すれば、どこの現場にも立てるエンジニアになっていることでしょう。自身の努力が最も重要なのは言うまでもありませんが、私としても最大限の協力をすることは保証します。

ただ、現時点では5年、10年と生活を、金銭的に保証するだけの力がアルティザンエッジにはありません。
だから、確実に保証できる期間だけを区切って、契約社員という形を取ろうとしています。その代わり、スキル、経験といった面で、契約期間以上のためになるようなことをしようと考えているのです。

Wantedlyの求人を出すにあたって、アルティザンエッジが何をやっていて(WHAT)、何のためにやっていて(WHY)、どうやってやっているのか(HOW)を書く必要がありました。
ただ条件を出して求人をしようというのではなく、誰と働くのかということを重視するWantedlyの方針からすると、この質問は、実にツボをついていて、私自身がアルティザンエッジという会社をどうしようとしているのか、考えさせるものでした。

WHATとWHYは、会社を作るときや、会社サイトを作るときにもよく考えたことなので、比較的すらすらと書けたのですが、HOWについてはまだまだだなという印象です。
まだ、アルティザンエッジとしての人材が私と協力会社メンバーだけで、雇用契約を結んだ人がいません。そのため、HOWは属人的になっていて、会社としての仕組みがきちんと作れていないのです。

まだまだ至らない点ばかりの会社ではありますが、その分、契約社員という形態に関係なく(正社員がいないわけですから)どんどん会社自体のことにも発言して欲しいと思いますし、意思や状況によっては正社員採用に切り替えたり、さらには出資してもらって役員という道もあるかもしれません。(合同会社なので、経営に携わるには出資が必要なのです。)

ということで、是非、検討いただければと思います。興味を持って戴いた方は是非ご連絡ください。あなたの思いを聞かせてください。まずは話をしましょう!

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。