今年4月に購入して以来、いつも持ち歩いて使用しているiPad Pro 10.5インチですが、そのケース+キーボードのLogicool SLIM COMBO ik1092BKAを購入しました。
今までもApple純正のSmart Keyboardは持っていたのですが、JIS配列。買った当時はそれでよかったものの、その後にMacBook Proを買い換えた時にUS配列のものにしたので、iPad Pro側のキーボードもUS配列に揃えたかったのです。そうでないと、記号の入力時に迷ってしまうので。
普通に考えれば、Smart KeyboardのUS配列版を買えば済む話ですが、Smart Keyboardは少し高い。そこで、他に何かないかと探していたところ、LogicoolのSLIM COMBOを見つけました。
少し重いのが難点
SLIM COMBOは、iPad Proに取り付けるケースと、キーボードが分離できるようになっています。ケースにはキックスタンドが取り付けられており、キーボード入力時にはそれでiPad Proを自立させるようにします。カバーを折りたたんで自立させるSmart Keyboardとは大きく構造が異なります。
で、このケースがかなりヘビー。肉厚だし、画面よりも盛り上がるような形状。重さは477gのiPad Pro(10.5インチ・セルラー)に取り付けると720gになります。これはなかなか重い。特に、寝ながらiPad Proを使いたい場合はキツい。ただ、キックスタンドを90度開けば縦方向に自立させることもできるので、自分の胸の上あたりで自立させればむしろ楽じゃないかとかいう怠惰なアイディアもなきにしもあらず。
ちなみに、ケースにはApple Pencilを格納するためのホルダーが付いています。これは便利かもしれない。
キーボードの方は295g。両方合わせると、1015gと1kgを超えます。これはもうパソコンですね。最近は1kgを切るパソコンが多い中、1kgを超えるiPad Proというのは胸熱です。
キーボードの使い心地は良好
キーボードの使い心地は非常に良好です。まず、こういうタイプのキーボードにありがちなBluetooth接続ではなく、純正のSmart Keyboardと同じSmart Connectorで接続します。そのため、キーボードを取り付けた瞬間に反応しますし、キーボードを充電する必要もありません。
打鍵感はノートPCのそれと同様です。MacBook Proのバタフライキーボードに慣れた身からすると、ちょっとキーストロークが深すぎるかなという気はしますが、もともとキーボードというのはそういうものです。Smart Keyboardの押下感も嫌いではありませんが、本気で入力するならやはりSLIM COMBOでしょう。ハンドレストがあるのもメリットです。
これを使い続けるか?
まだ購入したばかりで、この文章を書くために始めて使っているというようなところですが、上記のようにキーボードの使い心地は良好であり、その点は問題ありません。ただ、キーボードを使うためにはキックスタンド付きのケースを使うことが必須で、ということはこのケースの重さに慣れる必要があります。その辺がどうか・・・というのがポイントになりそうです。