朝の北九州から東京へ

朝のスターフライヤー便。北九州から羽田へ。 そういえば、この便に乗ったことが今までに2回ある。1回目は仕事と人生について思い悩んだ20代の頃で、戻っていた実家から再び東京に出て行くため。2回目は、北九州でIoTの初回に採択された帰り。

2017年11月10日に行われた公開プレゼン審査会

ビビンコという会社名は、朝の空を上空から見ながら思いついたのだった。

その時はまだ会社を作るなんて考えていなかったけど、採択されたアイディアがもしビジネスになるなら…と、おぼろげに考えた。vivinko.comというドメインもすぐに取った。vivinkoというスペルはその時点で取得できたドメインから決めたもの。

その時の空

ビビンコは、肩車という意味の北九州の方言だ。私たちのアイディアは重量センサーを使うから、何かが乗っているという共通点があるし、IoTは縁の下の力持ちな感じがするというのも肩車を連想させた。

そういえば、その思いつきは即座にFacebookのプライベートグループで共有したような気もする。ということは、スターフライヤーではなく、機内WiFiの使えるJALだったのだろうか。 この飛行機が羽田に着いたら、当時のFacebookを振り返ってみよう。

当時のFacebook Messengerを振り返ってみると、記憶というのはあいまいなもので「ビビンコ」を思いついたのはアイディアを採択された公開プレゼン審査会の後の飲み会が終わって、たぶん空港に向かうバスの中あたりで思いついて投稿したのが最初だったらしい。 で、ドメインを取ったのはその日の夜。別に飛行機の中でやったわけではなかった・・・。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。