AI×RPA共存セミナーに登壇しました

先週の金曜日(11月10日)に西日本オフィスメーション株式会社様主催の「AI×RPA共存セミナー」で登壇させていただきました。

会場の博多国際展示場&カンファレンスセンターは、博多駅筑紫口から歩いて10分ほど。あいにくの雨模様。

私はAIのパートということで、生成AIの活用についてお話をしました。
生成AIはデジタルヒューマンのバックエンドとしてや、他の用途でもいくつかお仕事をしただいております。そのうちのいくつかを弊社事例の紹介として、ご説明。

また、そもそも生成AIとは何なのか、今までの認識・予測系のAIとの違いは何なのかといったお話をしました。
もちろん用途が異なるのですが、業務フローの中でAIに任せられるタスクのサイズが生成AIの方が大きくなっています。RPAをはじめとするITシステムとの組み合わせでいえば、認識AIは画像や音声といったメディアデータから、ITで処理しやすい数値データ・カテゴリデータを取り出すといった、業務タスクを実行するための一要素として組み込まれるイメージです。
それに対して生成AIは、文書生成やリライト、翻訳、要約といった、1つの業務タスクをまとめて任せられます。粒度が大きくなっているのです。

ご来場の皆さんに伺ってみると、ChatGPTをはじめとした生成AIについて聞いたことがあるという方が6割程度。使ったことがある方はその8割くらい、全体の半分くらいが使ったことがあるということでした。

一般企業の皆さん向けだったのですが、半分も既に使っている!と見るべきか、まだ半分と見るべきか。

ただ、AIのようなトレンド技術をブームになって1年くらいで、もう半分もというのが珍しいと思います。チャット形式で使えるというChatGPTの存在があってこそでしょう。

そうしたチャットでプロンプトエンジニアリングというだけでなく、システムに組み込むという考え方もお伝えしました。

さらに、弊社(株式会社ビビンコ)が販売パートナーになっているデジタルヒューマンの展示も行いました。

こちらも様々な企業の方にお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。