ただいま。SL-C860

また買ってしまったのである。SL-C860。
他のPDAは、これといって買う気はない。
ザウルスでも、SL-C860以外は、実はあまり買う気がない。
数カ月前に、SL-C860を手放した時に、もう、新品のSL-C860は買えないだろうと思ったのだ。
これで、ザウルスを使うのは終わりだと。
しかし、なぜか、SL-C860は新品で買えたのである。
東京に住んでいて、秋葉原にもすぐに行けるからかもしれない。
買った金額はモバイル専科で、30,800円である。
カカクコムよりも安い。おそらく、日本最安値なのだろうし、ということは世界最安値でもあろう。

こないだ、あるセミナーに行った時に、まわりにノートPCを持ち込んでメモを取っている人がいた。
ある会社の見積説明会にも、ノートPCを持ち込んでメモを取っている人がいた。
うちの会社では、情報セキュリティの観点で自前のノートPCを持ち込むことはできないし、会社のノートPCを気軽に持ち出すこともできない。
しかし、PDAは特に問題無さそうなのである。
簡単には社内ネットワークや社内のPCにはつながらないかもしれない。
つなごうとすれば、つながるのだが、そのために母艦PCにソフトが必要なら、それなりの申請が必要である。
だから、PDAを持ち込んだって、これといって問題視しないのだろう。
もし、それが問題なら、そもそもiPodや携帯電話だって、同じようなものだから。
だから、PDAなのである。例え、若干、時代の潮流に遅れたとしても。

かくして、PDA=ザウルスの購入を考えそれを決めたのである。

ザウルスは、ザウルスなりの楽しみを追求するのはもちろんだが、手帳代わりとしても使おうと思っている。
今、手帳はフランクリンプランナーを使っている。
例の分厚いバインダーのやつだが、今年からスリムノートタイプのものが出ているようなので、それを使おうと思っている。
当然、スリムノートだけでは書くスペースが限られてしまうので、それにザウルスを組み合わせて使おうと思うのだ。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。