昨年の10月に出張時に必要になってUMPCを買いました。ONE-NETBOOKのOneMix3の日本版です。
8.4インチで650gというサイズに、CPUはCore m3-8100Yに8GBのメモリ、256GBのSSDと十分な性能を持っています。昨日、書いた記事でもWindows 10のMay 2020 UpdateにWSL2とUbuntuを動かし、さらにDockerも動かすという実力です。
https://inoccu.com/blog/2020/06/19/213725.html
そんな実力を持っているということもあり、さらにスペックアップをしてみようかと。このサイズのデバイスなので、内蔵できるスペックアップの方法なんてなさそうですが、さにあらず。実は、m.2 2242の空きスロットが1つあるのです。
OneMix3の購入前は、この空きスロットにLTEを搭載できるのでは?なんて考えていたのですが、いろいろ調べてみるとSIMスロットはないし、アンテナをどうやって内蔵させるのかなど、ちょっと増設気分ではなく、そうとうな腕を持った人でも難しそうな改造になりそう。ネットを探しても、やったという人が見当たりません。
そこで、順当な策としてSSDを増設することにしました。
512GBのSSDを増設して、もともと搭載されている256GBと合わせると、768GBというかなり大きなストレージを持ったデバイスに生まれ変わります。
背面に6つのねじがあります。ふつうのプラスドライバー(小さめ)でねじを外し、蓋を取り外します。右下のねじにはシールが貼ってあり、これをはがすと開腹したことがバレます…。
右上に空きスロットがあります。ちょうどその部分に配線があるのでどうしようかと思ったのですが、構わず配線の上にSSDを挿してしまいます。
このように。
蓋を元に戻し、電源をONにします。Windows 10のディスクの管理を起動すると、初期化されていないディスクがあるというダイアログが表示されます。増設したSSDがきちんと認識されていますね。
増設したSSDは1パーティションでフォーマットしDドライブとしました。
このように、フォーマットが完了しました。
これで、Dドライブとして使えるようになりました。