これから

これから、(合格したら)行政書士として、フリーランスとして、個人の名前で持って生きていくには、何が必要だろう。
個人の評価をいかに得られるかがポイントである。
リアルに、ダイレクトに能力を問われる日々が始まるということだ。

「基本を大切にすること」。これが重要だと思う。
Web2.0というものは、1人1人が、ある意味「ピン芸人」となって、勝負する世界である。
「彼はちゃんとしてる」とか、「彼に任せておけば安心だ」という評価は、リアルの世界でも口コミとして広がっていく。
それが、あちら側で展開されるから、Web2.0が面白いのである。

あちら側での、個人の能力のアピールはどのように行われているかというと、1つは言論であり、もう1つは技術である。
つまり、ブログにピリッとしたことを書くか、誰もが使いたがるサービスをオープンAPIで提供したり、マッシュアップで一般に提供しているかなのである。
そうしたものを作るには、斬新な切り口が必要になるだろう。しかし、斬新だけではダメなのである。基本がしっかりしていなければならない。基本がきちんと備わっていて+斬新な切り口であれば良い。

本当の意味での実力が問われる。
それは大変にスリリングなことである。不安な気持ちがないではないが、楽しみなことでもある。

仕事のために自分を磨き、仕事によって自分が磨かれる。
だから、自分は仕事のために自分を磨いていれば良い。
フリーランスとは、仕事=人生である。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。