満員電車で新聞読める?

CNETの記事で、こんな調査結果が載っていました。

“これらの結果からM1・F1総研では、首都圏のM1層は、関西・名古屋エリアに比べ、起床後に自宅で「新聞を読む」人が少なく、通勤中に携帯電話で情報収集し、時間を有効活用している実態がある、と分析している。”

自分も確かに通勤電車の中では、ケータイサイトを見ていることが多いです。
新聞はSANKEI EXPRESSをとっていて、カバンに入れて持ち出すことが多いのですが、外では読むことがなく、結局、家に帰ってから読むことが多いのです。

ただ、結局のところ、その理由って…

  • 新聞を読みたくても満員電車では読めない。(ケータイなら優先席付近でなく、地下に入らなければ、見られる)
  • 通勤に1時間以上かかるので、家を出る前に読む時間はない。

といったところではないでしょうか?
少なくとも、自分はそう。

で、困っているのは、ケータイサイトは1本の記事が短すぎて、読むというより、見る、に過ぎないこと。
だから、そういうニュースがあるという事実は知れても、そこから何かを考えるというステップに進めないのです。
自分は、人間が深く考えることをやめたら、退化のはじまりだ!と思っていて、そういう自分などは既に退化が始まっている!なんて思う次第…。

ケータイに読み応えのある朝刊を配信してくれれば良いんですけどね。電子書籍スタイルだと良いと思います。
auのEZチャンネルとかだと出来るはず。(もう、やってる?DoCoMoユーザになっちゃったので、分からない…。)
動画の方が目立つから、キャリアもそっちをやりがちだけど、そのファイルサイズを文字で使ったら、相当読み応えのあるものが配信できるのですから。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。