ソフトウェア業界からSEがいなくなる時

そこで今回は、この聞いた話というのがすごく勉強になったので、経営者が必要とするプログラマ、要らないプログラマをご紹介しようかと思います。

この記事、最初は「都合が良いこと言うよなぁ~」と、少しの反感を持ちながら読んだのだが、考えてみれば、大体そのとおり。エンジニアをプロフェッショナルな個人事業主と考えれば、経営者はクライアント。お客様の言うことは、まずは押し頂いて聞いておいたほうが良い。そうでないと、市場から追放されかねない。

ただ、ここで言っているプログラマを、一般的な「SE・プログラマ方式」の文脈で言うプログラマと捉えてしまっては、やっぱり都合の良いこと…の範疇。この記事で経営者が述べたような優秀なプログラマが、日本のプログラマの標準レベルになれば、おそらく日本からSEといわれる人はいなくなるのだと思われる。で、きっと、その方がソフトウェア業界のみんなは幸せになれるんじゃないかなぁと思う今日この頃なのだ。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。