6人のうちの1人になれるかが勝負ってことですか?

Business Media 誠:自分のキャリアを実現させるために努力している若手ビジネスマンは6人に1人: “87%の人が進みたい方向性を決めているが、それを実現するために努力していることはあるのだろうか。取り組んでいることや準備していることについて尋ねると、「特にない」が68.5%、「ある」が19.0%、「今はないがこれからやろうとしていることがある」が12.5%だった。つまり進路を決めて、その方向に向かって努力している人は16.5%、6人に1人ということになる。”

これを見ると、自分も6人のうちの5人の仲間だが、努力している1人の方に入れば、結構良い線まで行けるかもしれない…なんて思う。

そんなわけで、資格を取るための勉強を始めようかと思っている。
もちろん、資格を取れば自分のキャリアが実現するわけではない、ということは分かっている。
ただ、SEとして一度、基礎から勉強をやり直したいと思っていたし、情報処理技術者試験がITSSに同期をとる形で制度変更されて、キャリアのことを考える上でも役に立つようになってきたのも好都合だ。

情報処理技術者試験は、ITSSのレベル1~4に対応する形で再編されて、レベル1のITパスポート試験、レベル2の基本情報処理技術者、レベル3の応用情報処理技術者、そしてレベル4として専門性を持った高度試験(ITストラテジストやシステムアーキテクトなど)となる。

実は、昨日、応用情報処理技術者のテキストを買ってきた。そのまま応用情報処理技術者を受けても良いし、同じ内容でレベル4の午前問題にも対応できるので、そっちに切り替えても良い。

レベル4になると、ストラテジー系、テクノロジー系、マネジメント系に分かれる。
これはコンサルに行くのか、アーキテクトに行くのか、プロジェクトマネージャーになるのかという、実際のSEのキャリアパスとも同期がとれている。

自分としては、しばらくレベル3の勉強をしながら、レベル4ではどの道に行くのかを決めようと思っている。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。