28歳の誓い(の続き)

ここ数日考えていたことなのだが、こんなことを思っている。

ある意味、吹っ切れたというか、そんな感じだ。

  • 自分の得意なことだけやろう。好きなことだけやろう。苦手なこと、嫌いなことは極力やらないようにしよう。
  • 選べるのなら、極力「2.0」っぽいものを選ぼう。
  • 楽観的でいよう。
  • ネットに賭けてみよう。

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こういう吹っ切り方をしたのは、「フューチャリスト宣言」を読んで示唆されたからだ。昨年は「ウェブ進化論」を読んで、やはり大いに示唆されたのだが、梅田望夫さんの影響力は大きい。私にとって、この前向きさ(「フューチャリスト宣言」に対するコメントで「ポジティブ全開な本」っていうのがあったけど、まさにそのとおり。そうか、ポジティブか。石川梨華だ。ポジティブイブイだ!)は、ある種の抗うつ剤のような効果(ジェイゾロフトくらいの効果はある。逆に躁状態を落ち着かせるデパケンが必要になる?)をもたらす。

世の中には66億人近い人がいる。それだけ人がいて、その分だけの個性や能力が世界にはあるのだから、自分がすべてを請け負う必要はない。むしろ、得意なこと好きなこと(つまり、それが自分の個性であり能力)に特化して生きたほうが、「自分」という世界にとってのリソースを有効活用することになる。要は最適化である。アダム・スミスの分業論が、ネットの時代になって、さらに分業しやすくなったと思うのである。その結果、分業の粒はさらに小さくなるだろうし、だったら得意なこと好きなことだけやっていれば良かろうと思ったわけだ。

まぁ、これがネットの世界だけなら、かなり出来ることだと思う。しかし、リアルの世界でこれがどれだけ出来るか…。リアルでも出来るだけそうしていこうと思っているのだが、どうだろうか。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。