かなり触発される「レバレッジ時間術」

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最近、書店で幅を利かせている「レバレッジ」であるが、その廉価版というか、新書版な時間術編。(他はペーパーバックだが単行本だ!)
この本には、かなり触発される。
思わず、無印良品で大き目のカレンダーを買い込んだほどだ。
要旨をかいつまめば、

  • 目標から逆算してスケジュールを組む
  • 俯瞰の視点でスケジュールを組む(だから、大き目のカレンダーが必要なのだ)
  • トータルで効率が上がるのなら、最初に時間をかける
  • 効率を上げる方法は、習慣になるまで持っていく
  • 時間に投資して、最大のリターンを得る

とかである。(かなり偏ったかいつまみ方かもしれない…)
あと、ちょっと気になったのは、日本人は実は「やりたい」と思っていることが少ないのではないか…という指摘。
そうかもしれない。「やりたい」と思うことがあって、それが整然と整理されていれば、時間の使い方をどうにかすることに強いモチベーションが働くのは当然だ。今までの自分が、「何だかなぁ」と、うだうだしていたのは、やりたいことが実はなかったり、仮にあったとしても整然と整理されていなかったからかもしれない。
たしかに、自分の場合、やっぱり行政書士…と思い始めて、それからGTDを始めて、やりたいことが整然と整理されてきたタイミングと前後して、この「レバレッジ時間術」を読んだから、なおさら触発されるところが大きいのだろう。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。