臭いものには蓋の日

2003年にBSiで放送された短編「臭いものには蓋の日」がYouTubeに上がっていた。面白いので、ご紹介。

監督・脚本の三木聡さんの作品は、最近ハマってよく見ている。もともとは「亀は意外と速く泳ぐ」くらいだったのだが、最近は「インスタント沼」、「転々」、そして「時効警察」(複数監督制だが、第2シリーズを含めて必ず三木聡が最初と最後を担当している)。あと、吉高由里子主演の「トンスラ」も(第1話のみ三木聡監督・脚本)。

さて、この「臭いものには蓋の日」は、小出早織が主演。もともと当時の若手女優をフィーチャーしたミニドラマ枠で、その一人が小出早織であり、その作品を三木聡さんが担当したわけだ。小出早織といえば、「帰ってきた時効警察」(2007年)で真加出くんとしてレギュラー出演している。

出演者は3人。脇を固める2人がまた三木組の、ふせえりと緋田康人。何もかもが三木聡。三木監督作品をいろいろ見ていると、共通点が山のように出てくる。ポストに入ったままの届かないラブレターは「インスタント沼」で、ノコギリさんが出てくるのは「亀は意外と速く泳ぐ」。ガメるっていうのは「時効警察」の三日月だし。三木さんの小ネタを楽しめる人には超おすすめなわけだ。

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ちなみに、今回紹介した6作品で共通する出演者は以下のとおり。





























臭いものには蓋の日

亀は意外と速く泳ぐ

インスタント沼

転々

時効警察

トンスラ

<凡例>◎:主演、○:出演、△:ゲストまたは特別出演

こんな感じで、出演者が結構共通してる。他にも、よく出てくる出演者は多いのだけど、とりあえずこのくらいで。(ちなみに、亀は意外と速く泳ぐの主演は上野樹里。)

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。