旅行中

いま、大阪に来ています。昨日は名古屋から京都に回って大阪に来ました。

私は何かを考えようとするときは旅に出たくなるというか、旅に出ると何かを考え始めるというか。そういう癖があるのです。
それで、いろいろと考えていました。今回はPCを持って出なかったので、代わりにIS01を持って出ました。久々の登場です。それで、何か思い浮かぶ度にIS01のメモ帳に何だかんだと書いていました。IS01は基本的にau回線を使った通信をしないようにしているので、無線LANが使えるところでないとネットが出来ないのです。

docomoのケータイもあって、そっちはi-modeでのネットと、jigブラウザによるWebの閲覧ができます。だから、ネットと完全に切り離されるというわけではないのですが、適度に離れた環境になったというのは、悪くないのです。ちなみに、今は茶屋町のロッテリアにいてdocomoの無線LANを使ってネットに接続しているのですが。

考えたことは毎度恒例の、今後どうすんべということで、旅に出て小さい端末に向かって何かを書き付けるというのは、2006年のゴールデンウィークに札幌と小樽に行って、ホテルでザウルスに向かって何か書いていたなというのを思い出しました。

2006年というと、私の人生が大きく方向転換したというか、今に続く迷いの大海に出航したというか。そういう年です。SEという自分の仕事に疑問を持ち始め、行政書士になろうかという子供の頃にも思っていたことを思い出したり、本格的に始めたり。

4年経って2010年。未だ続くこの迷いの大海もそろそろどこかに到着せねばならない。いや、4年間ずっと到着せねばと思っていたのですが。
ようやっと、答が見えつつあります。この4年間にことあるごとに書き付けてきたことを振り返り、まとめてみると、同じようなことばかり書いてきたのであり、それはやはり自分が心の底から頷けることなのだという思いが出てきました。そのことを新しい仕事に結びつけられるのではないかという考えも湧いてきました。

それが一体何なのかについては、遠くないうちにここで発表できる日が来るでしょう。意義のある旅になったように思います。

さて、旅は今日が最終日。どうやって過ごそうかと考えているところです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。