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LOOX Uでやりたいこと

買ったばかりのLOOX U/G90について、スペックとか設定のTipsとかではなく、その存在価値について書いてみようと思う。

だいたい私は小さなマシンを常に求めていた。PDAとか持ち運び可能はノートパソコンとかではなく、ちょうどPDAとノートパソコンの間にあるような、そんな立ち位置のもの。できれば500gくらい、どんなに重くても1kgまで。それなりに使えるキーボード。用途はテキストを書くということだ。

私にとって最初のそういうマシンは、モバイルギアのドコモモデルだった。DOSベースでモバイルギア独自のシェルが乗っているのだが、簡単に素のDOSに降りることができる。素のDOSといえば、98ノートを長く使っていたので、その頃に使っているフリーウェアをいろいろと入れた。FDとかJEDITとか。

他には、コミュニケーションパルのドコモモデルであるブラウザボード。見た目はおもちゃだが、ザウルスベースなので、ザウルス用のテキストエディタを入れてテキストを書きまくった。

それからLinuxザウルス。これは私にとってはビックウェーブであった。やはりZEditorを入れてテキストを書き、DmBloggerというソフトを開発してブログも書いた。このブログの過去の記事で英数字が全角になっているのは、ほとんどLinuxザウルスで書いたものだ。LinuxザウルスのIMEは半角英数字への変換ができなかったのだ。

さらにLibretto ff 1100。Windows98マシンなので、普段使いもマシンと同じような使い方ができた。ただ、当時はモバイル通信の手段を持っていなかったのでスタンドアロンばかりで使っていたが。

そして、LinuxザウルスやLibrettoから数年の間が空いて、LOOX Uである。ここ2年くらいはレッツノートR8が持ち歩きと自宅での常用の両方をまかなっていたが、やはりここまで書いてきたようなマシンとは毛色が違う。

LOOX Uに期待しているのは、これまでのこうしたマシンと同様、テキストを書き、ブログを書くことだ。ブログはまだしも、テキストというのはいったい何を書いているのか。

私にとってテキストを書くとは、考えを巡らすということに等しい。何かを考えるとき、手帳とペンを持って何かぐちゃぐちゃと書き付けながら考えることがある。それと同じことを私は小さなパソコンを目の前においてキーボードでぐちゃぐちゃテキストを書きながら考えるのである。結局、ペンで字を書くよりも、キーボードの方が入力が速いというのが最大の要因かもしれない。マインドマップよりも、私にとってはベタのテキストで、全角スペースでインデントをつけながらドリルダウンしていく。

だから、LOOX Uに期待しているのは、思考ツールとしての活用だ。ただ、テキストを書くという用途ならポメラの購入も考えたことがある。キーボードがまともに使えて、ATOKで賢く変換して、バッテリーが長く持って、すぐに立ち上がる。理想的だ。ただ、私としてはやはりネットにつなぎたい。Webサーフィンがしたいわけじゃない。書いたテキストを共有するために何かしたいのだ。それこそ、Gmailにメールを送るというのでも良い。もちろんEvernoteならもっと良い。

LOOX UはれっきとしたWindows7マシンであり、WiMAXを搭載しているからネットもスマートにできる。だから、Evernoteを使える。単純なテキストファイルならDropboxでも良い。もちろん、キーボードも十分に使えるし、ATOKも導入した。その辺は小さいとはいえ普通のパソコンだから、スペックとのバランスに気を遣えば、常用のパソコンと同じことができる。LOOX Uにも、手になじんだ軽いソフトを一通り入れた。

小さなマシンを好んで使う層は確実に存在する。決してメジャーな市場ではないので、投入されるマシンの種類は多くない。いま、市場に投入されているもので、一般的に購入できるものといえば4~5機種だろう。いずれも1年以上の間、現役で居続けているか、居続けるだろうと思う。

私にとってLOOX Uは文房具のようなものである。今はおもちゃとして使いやすくするための設定を楽しんでいるが、その楽しみが一過した後は、文房具として真に実用になってくれたらと思う。

Filed under: ガジェット

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ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ 株式会社ビビンコ代表取締役 AI・IoTに強いITコーディネータとして活動していたところ、ビジネスコンテスト「北九州でIoT」での入選をきっかけに、株式会社ビビンコを創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行う。 日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。 近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。

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