EPSON Endeavor ST190EをRAID1構成にした

中古で買ってきたEPSON Endeavor ST190Eがなかなか良い感じでして、小さなブック型コンピュータであるにも関わらず拡張性もまずまず。

既にm.2 2280のスロットに以前購入した(Let‘s noteで使用していた)2TBのSSD(なかなか高かった)を挿してシステムドライブとして活用し、空いている2つのSATAポートには2.5インチ7mm厚のHDD/SSDが使えるので、2TBのHDD(Seagate Barracuda 2.5inch 6Gb/s 128MBキャッシュ 5400rpm)を2台購入し、RAID1構成を作ることにしました。

SATAケーブルと2.5インチドライブ用のミリネジが足りないという体たらくだったのですが、そこは急ぎ購入して、組み立てます。

こんな感じに収まります。

2台のHDD(2GB)で作るRAIDストレージは、4GB格納できて読み書きが高速化する代わりにデータの安全性は確保できないストライピング(RAID0)と、2GB分しか格納できない代わりに2台のHDDに同じデータを書き込んで安全性を向上させるミラーリング(RAID1)のいずれかを作ることができます。

今回は、m.2の方に挿しているSSDが2TBと容量たっぷりなので、HDDの方はRAID1にしました。
RAID構成はWindowsではなく、BIOS上で設定します。

SATA Port 0とSATA Port 1にHDDを認識しています。

RAIDのタイプとしてRAID1を指定し、使用するHDDを2つ選びます。

これでOKです。全部で4TBストレージ、うち2TB分がRAID1という豪勢なストレージ環境ができました。
あと、メモリとCPUの換装が出来そうですが、それはまた順を追ってということで。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。