Aspire 3820-A52Cを買った

ここ最近、メインマシンとして使っているLet’s Note R8のパフォーマンスが気になり始めていた。もう1年ほど使っていて、買った当初は特に問題に感じていなかったのだが、最近は重いなぁと思うことが多かった。特にEvernoteが重いなぁと感じるのが辛いのだ。

そんなことをずっと思っていて、マシンの買い替えをなんとなく考えていたのだが、試しに覗いてみた町田のソフマップで、フレッツの営業をやっているお姉さんに声をかけられた。しばらく話しているうちに、かなりの値引きが行われることがわかった。うちは既にフレッツ光を引いたことがあって、そこから2年ほど前にau one光に移行した経緯がある。そうすると、本来は割引で3,000円ほどになる工事費が2万円ほどかかるそうだ。それでも、なんだかんだと5万円ほどの値引きになるから、十分メリットがある。自宅の光回線はどうせ必要なものだからランニングコストはプラスにはならない。ソフマップが独自でやっているサービスに入る必要があって、月990円かかるというのだが、それでウィルスバスターの月額版がPC3台まで使えるそうだから、まぁ良いかと思ったりして。

そんなこんなで、じゃあ買っちゃうかと決意して、acerのAspire 3820-A52Cを買った。値引き後、12,800円。なんという安さだ。値引き前でも62,800円である。

それで、どういうスペックかというと、13.3インチのワイドディスプレイ、厚さは3cmを切る薄型。1.8kgという重量は持ち運ぶにはギリギリといったところか。そういう筐体にCore i5-460Mという通常電圧版のCPUが入っているから驚く。Let’s Note R8のCPUはCore 2 Duo SU9300だから、その性能差は2倍以上と思われる。バッテリーもカタログスペックだが6時間もつらしい。さらにWiMAXも入っている。

これだけのスペックがあれば、Evernoteはもちろん、EclipseやVisual Studioといった開発環境を入れても余裕があると思う。しばらく遠のいているAndroidアプリの開発も、またやってみようかなと思えるスペックだ。正直、Let’s Note R8でEclipseを動かすのは忍耐が必要だったのだ。

ただ、今のところはまだそのスペックの恩恵を十分には受けていない。メモリが標準の2GBのままだからだ。タスクマネージャでパフォーマンスを見てみると、CPU使用率は非常に余裕があるのだが、メモリが常にいっぱいいっぱいだ。さっさとメモリを増設したい。Let’s Note R8で使っていた増設分のメモリが2GBあるからそれを使うつもりだったが、規格が違った。

Aspireは64bit版のWindows 7 Home Premiumが導入されている。メモリは8GBまで増設可能だ。とりあえず4GBのメモリを1枚買って6GBで運用してみようと思う。さらに標準の2GBメモリも4GBに差し替えれば8GBまで持っていける。

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外観は、いわゆる銀パソであり、質感は悪くない。全面のヘアライン加工で金属感抜群だ。

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中も、黒と銀で大人の道具を思わせる。パームレストもヘアライン加工されている。

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Core i5だけに発熱が気になるところだが、キーボード、パームレスト、底面ともに、ほんのり温かい程度だ。ファンが付いているがこれも実に静か。ハードディスクの動作音も静か。なかなか素晴らしい。

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もう一つ感心したのは、底面の蓋を外したところ。これを外すと保証がなくなるぞ!という脅しのシールが貼ってあるが、構わず外す。そうしないとメモリの増設すらできないのだから、やむを得ない。それはさておき、感心したのはメモリの増設だけでなく、ハードディスクの換装もやりやすくなっているところ。写真の中央部にメモリ、左側にハードディスクが見える。

ハードディスクは320GBのものが搭載されているので、とりあえずは問題ないと思う。なにしろ、Let’s Note R8では160GBで運用していたので倍になったわけだし。自宅には1.5TBのNASもあるし。それでも換装するとしたらSSDにする時かなと。

そんなわけで、まずはメモリの増設を急ごうと思う。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。