噂のMuVo2 4GB MicroDrive奪取大作戦・・・

あちこちのサイトで盛り上がっているMuVo2の4GB MicroDrive奪取大作戦・・・つまり、3万円弱で売られているMP3プレーヤー「MuVo2 4GB」には、定価で8万円くらいするらしい4GBのMicroDriveが入っていて、それを簡単に取り出すことが出来る・・・ってやつを、やってみました。

LinuxZaurusと256MBのSDメモリカードを買ったので、ざっくり言えばMP3プレーヤーは、こっちにやらせれば、MuVo2はなくなっても構わないといえば、構わない・・・という状態になったのですが、じゃぁ某ショップにでも売り払うかというと買い取り価格は17500円。まぁ、妥当な線なのですが、これ、ばらして4GBのMicroDriveとして売ると22000円になるんですな。なんじゃそら・・・。

そこで、ばらして、PCでフォーマットかけてみて使えることを確認してから、売り払ってしまいました。この22000円は、きっとまた別のデジタルガジェットか何かに化けるのです。

ここでふと思ったのは、心臓部とも言うべきMicroDriveを取り外されてしまった悲しいMuVo2のガワの使い道。噂によるとYahoo! Auctionあたりで、ガワだけで取引されたりしている模様ですが、私はその某ショップでおもむろに128MBのCFメモリカード(ポイントもあったので2500円程度の投資)を買い込み、悲しいガワに取り付けてみました。

・・・いとも簡単に動いちゃいました。これで、128MBのMuVo2の出来上がりです。MuVo2はMP3だけでなく、圧縮率の高いWMAをサポートしているので、128MBあれば40~50曲は入ります。もちろん、4GBも使えた本来のMuVo2と比べれば見る影もありませんが・・・。
それでも、娘。のアルバムで言うと1枚目の「ファーストタイム」から、4枚目の「4th いきまっしょい!」までの47曲くらいがちょうど入るのです。通勤電車で聞くという使い道から考えれば、それで十分じゃないですか!

128MBのメモリを積んだ、MP3/WMA対応&日本語ID3タグ対応プレーヤーといえば、今買っても1~2万円します。それと同等のプレーヤーが、心臓部が22000円で売られていってしまった残骸のガワ+2000~3000円の投資で出来上がるわけですから、MuVo2というやつは捨てるところがない超優良児!地球にも財布にも優しいってやつですね。

本当は、LinuxZaurusをMP3プレーヤーとして使うためにリモコンを買おうとしていたのですが、こうして生きながらえたMuVo2を使い続けることにしました。おわり。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。