レバレッジ・リーディング

最近、ひたすら本を読んでいます。そのきっかけになったのが、この本です。

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とにかく大事なのは、本から得たノウハウをレバレッジメモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにし、どんどん実践で活用していくことです。読まなければならないのは無論ですが、読んだだけで実行しなければそれで終わりです。

自分が今抱えている課題から本を探す→線を引きつつ本を読む(ついでにページを折り返しておく)→週末に線を引いた部分を抜書きして「レバレッジメモ」を作る→作ったレバレッジメモを常に読み返して自分のものにする。
そういう習慣を、つけようとしています。レバレッジメモをどこに残すかは、いろいろと考えました。今さら紙とペンはあり得ないし、出来ればローカルPCにも置きたくない。やっぱりネットに置いておきたいと思ったので、ブログがいいか、どこがいいか…。ただ、ブログだと基本的に公開を考えるので、レバレッジメモの内容では引用の域を超えてしまう。そんなわけで、現時点ではGmailの「memo」ラベルで、自分宛にメールしています。ついでにケータイアドレスにも送っておくことで、満員電車の中とか、そういうところでも読み返すことが出来て便利です。

「大成する人というのは、その時点の収入額にかかわらず、人生全体を視野に入れたうえで、人生での総収入額を増やすためのお金の使い方をしている」

これは、レバレッジ・リーディングの中でも引用されている文章です。(元は「千円札は拾うな。」)
私は子供の頃からよく本を読んでいた方だと思います。それも、どちらかというと実用書とか、自己啓発系のものが多かったのです(子供なのに!)。社会人になってからは、大したことなくなっていたのですが、また、本を買い始めています。書店に行くと1万円くらい使ってしまう勢いだし、Amazon.co.jpのカートにはいつも何かしら入っていて、いつ注文されるか待っている状態。
それで、本を読むようになったのは良いのです。本を買うというお金の使い方は、自己投資の中でも最上のものの一つでしょうから。しかし、読みっぱなしがいけないのです。読んだからには、それを何か活かさなければならない。その方法として、レバレッジ・リーディングは非常に参考になります。

ところで、本を読むといえば、最近はケータイ書籍も普及しつつあります。私も、「行政書士の花道」を読んだのはケータイ書籍でしたし、西村京太郎の十津川シリーズ、横溝正史の金田一シリーズはかなりケータイ書籍で読みました。特に小説なんかはケータイ書籍で良いと思うのですが、後にレバレッジメモを作るようなビジネス書は、紙の本じゃないとダメです。ケータイ書籍では線が引けないのです。しおりはいくつかセットできるようですが、ページを折り返すほど手軽でもありません。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。