2020年の振り返り

2020年は私にとってターニングポイントとなる年になりました。

世界的には新型コロナ禍の年として記憶されるでしょう。それは誰にとってもそうなんだろうと思いますが、私の場合はさらに20年の東京(最後は横浜)生活を終えて、地元の北九州にUターンした年。生まれてから20年は北九州、次の20年は東京で社会人としての基盤を作り、これからの20年・・・なのかどうかはわかりませんが、新たなターンが始まったという実感はあるわけです。

株式会社ビビンコとしても、4人の株主、3人の取締役という集団経営体制から私の個人企業ということになりました。本格的に独立したのが2012年、初めて会社を作ったのが翌2013年で、ずっと個人企業(一人親方の法人成り)をやっていたわけですが、2018年にビビンコを作って2年は個人ではない形でやってみました。結局、組織というものが作れなかったな・・・ということなのですが、私としては個人企業の形に戻ったわけです。

これからどうしていくのか。北九州に11月の終わりに戻ってきて、最初の1ヶ月は多忙にさせていただきました。リモートでの東京の仕事あり、研修講師もリモート、さらに北九州でのコミュニティに呼んでいただくこともあり、東京での仕事の継続と北九州でのネットワークづくりという両方の活動ができたと思います。

今年の3月ごろにUターンを決意して、家も買ったし、ビビンコの形も北九州で活動しやすい形になりました。まずまず、自分はよくやった1年かなと思います。今年の振り返りとしては、ひとまず満足して良いのではないか。

でも、これで万事OKというわけではありません。これからの20年、さらにその先をこの地でどう過ごしていくか。これからのビジネス的な活動は全てビビンコとしてやっていくということは決めたのですから、2021年をどう作っていくかは重要です。まずは将来どうありたいかビジョンを描き、具体的な目標に落とし込んでいく必要があります。

それは、年明けの投稿でまとめたいと思います。

このブログをご覧の皆さん、本年は大変お世話になりました。
来る2021年もよろしくお願い致します。

良いお年を!

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。