WILLCOM 03とZTBAC1

WILLCOM 03を買ってしばらく経ちますが、最近使用頻度が高まっています。使っているのは、2++で狼見るとかだから、あまり人に言えたものでもありませんが…。

でも、Evernoteも使い始めたりとか、ちょこちょこ使用ケースを増やしているわけです。
WILLCOM 03にはBluetoothが内蔵されていて、母艦のThinkPad X61側にもBluetoothが内蔵されているものだから、ActiveSyncもケーブル不要で便利この上ない。つい、無闇矢鱈とActiveSyncをやってはBluetoothで母艦側が反応するのを見てニヤニヤしている次第。

さて、私は一時期Softbankのケータイ(912SH)を使っていたことがあって、それもBluetooth内蔵だったものだから、それに乗じてSoftbank純正のBluetoothヘッドセット「ZTBAC1」を買い込んだりしていました。

今まで、それをすっかり忘れていたというか、買ってからすぐ使わなくなって後生大事に引き出しにしまっておいたことは頭の片隅で覚えていたというか…。でも、不思議なことに、そういう形状のものがあったということだけを覚えていて、それがBluetoothヘッドセットで、WILLCOM 03とつなげられるという発想に至ることがついぞ無かったわけです。

それが今日になって、ついにそういう発想を得ることになり、ちょっと探してみたらすぐにACアダプタも見つかる、イヤホンもちょっと探したらすぐ見つかる…。早速、充電してWILLCOM 03とペアリング。

ZTBAC1のマニュアルは紛失していたので、ネットであーでもないこーでもないと探していると、Talkボタンを長押ししてLEDが赤と緑の点滅になれば、それがペアリング待ち状態。パスコードは「0000」なのだと発見。やっぱりGoogle先生は頼りになります。

そんなわけでサクサクとペアリングは進み、この記事を書いている現在、WILLCOM 03からBluetooth経由で美勇伝の曲を聴いているわけです。

ここまで来たら、曲をもっと入れたくなるもの。既に美勇伝の全曲はmicroSDに入れているわけですが、WILLCOM 03はmicroSDHCに対応していないので、今使っている2GBが限界。辞書とかも入れてあって、すべてを音楽や動画のために使えるわけではありません。

しかし、しかし。この辺を見てみると、非公式のSDHCドライバを入れれば8GBくらいは行けるらしい。microSDHCの8GBなら4,000円もせずに買えそうってことで、明日にでも買いたいと思います。

ところで、WILLCOM 03って、平型イヤホンを本体に接続して音楽を聴くよりも、Bluetooth経由の方が音質が良いらしい。
これが嘘のような本当の話で、家のその辺に転がっていた安物のイヤホンでも音質の違いははっきり分かります。これ、ちょっと良いイヤホンに代えたら、かなり良い線行くんじゃないの?不思議な端末だなぁ。

Bluetoothで音楽を聴くことの利点をもう一つ。マナーモードにしっぱなしでも、音楽が聴けること。これが便利なんです。平型イヤホンだと、マナーモードを外さないと音楽を聴けない。聴き終わったらまたマナーモードに戻す。些細なことですが、不便に思っていたのです。それもBluetoothで音楽を聴くということで解決しました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。