7つの習慣まとめ「相乗効果を発揮する」

公的成功に関する最後の習慣までやって来た。第6の習慣で扱う「相乗効果」は、人生における最も崇高な活動であり、残りの習慣の目的である。
人は人生のほとんどすべての場面で、他の人との関係を持つ。そこで相乗効果を発揮するために、まずは自立して確固たる内的安定性を築き、そしてお互いを理解し合うようにする。

第6の習慣「相乗効果を発揮する」

人間の4つの独特な性質(自覚、想像力、良心、自由意思)や、Win-Winの精神、あるいは感情移入のスキルを人生で直面する最も困難な問題の解決に集中させることにより、高いレベルの相乗効果を生み出すことができる。その結果は、まさに奇跡ともいえる。新しい案が生み出され、今まで存在しなかった全く新しいものが生まれる。

相乗効果
相乗効果とは、全体の合計が各部分の和よりも大きくなるということ。相違点に価値を置き、それを尊重し、強みを伸ばし、弱みを補完すること。相乗効果は、次の世代のための新しい脚本になるべきものである。一致とは同一になることではない。相手と双方が満足する解決策を見つけ出すことだ。

コミュニケーションの3形態
防衛的なコミュニケーション
→悪循環に陥るだけ
尊敬的なコミュニケーション
→譲り合い 1+1=1.5
相乗効果的なコミュニケーション
→双方が満足できる解決策

自分の中での相乗効果、内的安定の必要性
人間関係において、相乗効果を発揮する鍵は、自分の中で相乗効果を発揮することだ。それは、最初の3つの習慣の結果である。この3つの習慣によって、自分の本心を打ち明ける際、背負わなければならないリスクに耐えるだけの内的な安定性と自尊心を、育成することができる。
内的な安定性と原則に対する誠実さがなければ、創造的な事業への参加は極めて不愉快なものだ。なぜなら、内的な安定性を持たない人は、明確な構造や確実な結果を強く要求せずにはいられないからだ。
正しい原則を内面化することによって、Win-Winに必要な豊かさマインドと、第5の習慣の本当の精神を身につけることができるのである。

右からリーダーシップ、左からマネジメント
左脳だけではなく、右脳の活用。論理的なものばかりではなく、感情もある。左脳と右脳の相乗効果が、自分の中の相乗効果。

相乗効果の本質
相乗効果の本質は相違点を学ぶことである。
すべての人は世界をあるがままに見ているのではなく、自分のあるがままに見ているのだ。これが、理解できないと効果的な相互依存関係どころか、効果的な自立状態すら達成できない。
本当に効果的な人生を営む人というのは、自分のものの見方の限界を認め、ほかの人のパラダイムと考え方に接することによって得られる、豊かな資源を活用できる謙虚さを持っている人である。そういう人が相違点を尊ぶのは、その相違点こそがら自分の知識と現実に対する理解を増すものだと認識しているからである。自分の経験だけでは慢性的にデータ不足になってしまう、と知っているからである。
駆動力と抑止力が均衡するとき、駆動力を増すのではなく、抑止力を省く方向に向けていく。
あなたは、障害や争いの多い環境の中にいても、自分の中で相乗効果を発揮することができる。自分に向けられた侮辱を真剣に受けとめる必要もない。消極的なエネルギーを分散させ、ほかの人のいいところを探し、それを活かし、相違点が際立っていたとしても、自分の考え方を広げて自分の中でパラダイムを改善するために、その相違点を歓迎することができる。

この記事を書いた人

井上 研一

経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア/ブロガー。
井上研一事務所代表、株式会社ビビンコ代表取締役、一般社団法人ITC-Pro東京理事。
北九州市出身、横浜市在住。 AIやIoTに強いITコーディネータとして活動中。著書に「初めてのWatson」、「ワトソンで体感する人工知能」など。セミナーや研修講師での登壇も多数。

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